＜インタビューを受けてくれた人＞
jiyukimama
真栄喜 南（まえき みなみ）さん
當山 彩（とうやま あや）さん
※真栄喜さんと當山さんのインタビュー動画はこちらから→
https://youtu.be/h3NFe_Q86XA
■お二人のお仕事は？？
海でビーチクリーンをして、海洋プラスチックごみと呼ばれるものを集めたり、家庭からでるペットボトルの蓋やおもちゃのごみとかを集めて、小物とかを作ったり、ピアス、アクセサリーを作って販売しています。こういったゴミをゴミに見えない物に生まれ変わらせることを“アップサイクル”といいます。
■世界で一つだけのもの
ごみのプラスチックから商品をつくっているのですが、一つ一つデザインが違うので世界で一つだけの物になっていることが、作っていて私たちも毎回毎回どんなものが出来るのかというのが楽しいです。あとは買って頂いた方も商品が並んでいるのを見てもらったときにかわいいのがいっぱいあって選べないとか、ワクワクしてもらえるのが嬉しいですし、また私たちがやっている活動の内容を知ってお客様が環境配慮に興味を持ってくれて、自分達でできることを見つけて実践してもらえるのが嬉しいです。
■本当にやりたいことは何？
最初は私たち本人が楽しくて始めていて、頑張るぞっていう気持ちもすごいあったし、とにかくどんな話も舞い込んできたら受入れる状態でいたが、沖縄県外から出店の話が来た時に、嬉しくて舞い上がってしまってすぐOKを出してしまったが、それが結局、大赤字という大事件があり、その時に学んだことが、「自分たちが本当にやりたいことが何なのか、誰に向けて商品を届けたいのか？」ということを明確にしなければならないなということと、その先どうしたいのかということをちゃんと考えて計画して、商品作りや出店、活動の計画を立てていかないといけないなということをすごく学びました。
■自分との約束を守る
中学校の時に私は学校に行くことに意味が見いだせなかった時期があったが、その時の担任の先生がまずは自分のペースでやってみることが大切だということを勧めてくれました。なので、周りとは関係なく自分のペースで勉強とか部活を少しずつやるようになった。頑張ったわりには、点数とかも取れなくてすごくがっかりしたけど、その先生はすごい褒めてくれました。結果よりも行動した自分、チャレンジした自分を大事にすることが大切だよと教えられました。そこからは部活も勉強も小さな目標を立てて、クリアするように努力しました。自分との約束を守ることで自分の自信になるということがわかりました。
■失敗から学ぶ
私はすごい失敗が怖かったが、そこから学んだことは失敗してもいいんだなということ、そして失敗から学ぶことがすごく今に繋がっているなと思います。次どうすればいいのかなということが大事だと思います。何歳になってもチャレンジすることで道は開けていくし、周りの人に助けてもらいながら自分の夢を追いかけられているというのはあの頃の経験があったからだなと思います。
■好きなまち
ファーマーズマーケットとか、ハッピーモア市場など新鮮な宜野湾市産の野菜などがたくさん出ているお店があること、あと自分たちのアトリエも宜野湾市にありますし、私たちのアトリエのある通りにはおしゃれな古着屋さん、雑貨屋さん、カフェとか沢山あるところも好きです。あとは、沖縄県のちょうど真ん中にあるのでどこに行くにも結構便利だなと思います。
■チャレンジする勇気
好きなことを仕事にすることは難しいことではないと思っています。今、夢がないと思っていてもいいと思います。今やりたいことや行きたいと思っていることが身近な夢だと思うので、それも素晴らしい夢だと思います。それを叶えた先に将来が見えてくることを忘れないでほしいなと思います。
そしてチャレンジすること、一番の難関はチャレンジする勇気だと思います。やってみれば意外といけることも多いです。なので失敗したっていいし、失敗した人の方が魅力的だなと私は思います。人の痛みもわかるし、人のことを助けてあげられる、これからの時代はお金が全てではなくて、人との繋がりが重要になってくる時代になるのではないかと思います。無理をせずに自分が大事だと思える人と繋がって自分の好きなことをして人生を楽しんで歩んでほしいなと思います。
みなさん、楽しんでください～！
小学生｜ 中部
